人体にも黄金比は見られる。人間の手には指先から順に、末節骨(まつせつこつ)、中節骨(ちゅうせつこつ)、基節骨(きせつこつ)、中手骨(ちゅうしゅこつ)、手首の手根骨(しゅこんこつ)がある。末節骨(まつせつこつ)から手首まで骨が順番に少しずつ長くなっているが、これはおおよそ黄金比の比率で長くなっている。例えば末節骨(まつせつこつ)が1とすれば、隣の中節骨(ちゅうせつこつ)は1.618倍と黄金比の比率の長さになる。同じく中節骨(ちゅうせつこつ)を1とすれば、次の基節骨(きせつこつ)は1.618の比率で長くなる。


実際に計った筆者の右手の指の長さの例。手の甲側で、指を曲げた時に盛り上がっている関節の骨の部分の長さを計った。職業柄や個人差があるのでピッタリとはいかないが、指先から隣り合う骨の長さはおおよそ黄金比の比率で長くなっている。手のひら側で計るとこの比率にはならない。

薬指
末節骨2.4cm(この1.618倍は3.88cm)
中節骨3.5cm(この1.618倍は5.66cm)
基節骨5.3cm(この1.618倍は8.57cm)
中手骨10cm

中指
末節骨2.5cm(この1.618倍は3.88cm)
中節骨3.8cm(この1.618倍は6.14cm)
基節骨5.4cm(この1.618倍は8.73cm)
中手骨10.5cm

人差し指
末節骨2.1cm(この1.618倍は3.39cm)
中節骨3.1cm(この1.618倍は5.01cm)
基節骨5cm(この1.618倍は8.09cm)
中手骨10.5cm

さらに小指と親指は他の3本と比べて短いが、実際に計った長さは次の通り。この2本には、黄金比の比率に近しい数字はあるという程度だった。

小指
末節骨2cm(この1.618倍は3.2cm)
中節骨2.5cm(この1.618倍は4.04cm)
基節骨4cm(この1.618倍は6.47cm)
中手骨9cm

親指
末節骨3.2cm(この1.618倍は5.17cm)
基節骨4.3cm(この1.618倍は6.95cm)
中手骨9cm

そして小指の先から手首までは16cm、親指から手首までは15cmほどとなっている。これにそれぞれ黄金比の1.618をかけると、小指側が25.88cm、親指側が24.27cmとなる。この数字に近いのが、手首から肘(ひじ)までの長さ26.5cmとなる。そして肘から肩までを計ると約34cmだった。これは薬指、中指、人指しの先から手首までの長さそれぞれ約20cmに1.618をかけると、32.36cmという近い数値となる。

81306024000714

このように手の指先から肩にかけて、関節と関節の間の長さはそれぞれ黄金比の比率と関係している。このように人間の体にも、宇宙の共通デザインが組み込まれている。